数種類の原料粉末（タングステンカーバイド、コバルト等）を均一に混ぜ合わせます。材種によって粒の大きさや比率が異なります。

配合された原料を型に詰め、円柱や円筒、ブロック状に押し固めます。製品の形状によってプレス方法や型が異なります。

プレスで押し固めたものを600℃から1000℃に加熱し、成形加工できる硬さまで硬くします。

焼結時の収縮量、焼結後の加工代を考慮し、指示図面の形状に加工します。

成形加工した製品を1300℃から1500℃に加熱し完全に焼き固めます。超硬素材の完成です。

図面どおりの寸法になっているか、外観に異常がないかをチェックし、製品が欠けたりしないよう丁寧に梱包し、全国各地へ向けて出荷します。